【学校紹介】EF Academy – アメリカとイギリスのボーディングスクール

EF Academyの魅力とは EF Academyは世界最大規模の語学学校を運営するEF (エデュケーション・ファースト)によって設立されたインターナショナルボーディングスクールで、アメリカに2つ、イギリスに1つ、計3つのキャンパスを構えています。 「Where Tradition Meets Innovation」というコンセプトのもと、伝統的な高校教育に近代的な要素を取り入れているその教育プログラムは唯一無二です。ボーディングスクールと聞くと少し固い印象がありますが、そこを上手く国際化し、コンテンポラリーで自由な校風にしたのがEF Academyの特徴だと思います。 校舎により対象年齢は異なりますが、アメリカまたはイギリスへ高校留学をされる方が対象となります。詳しくは本ページを読み進めてください。 コンサルタントからのコメント Maki 私がオックスフォード校に実際に訪問しています! YouTubeでオックスフォード校のキャンパスツアー、パサデナ校の大学進学カウンセラーとの対談動画を公開しているので是非ご覧ください! インターナショナルな環境 EF Academyには30-60もの国から生徒が集まり、キャンパスはまるで小さな国連のようです。 ボーディングスクールの中でこれほど国際色豊かな学校は多くなく、授業も活動もイベントも、全てが国際性を育む学習の場になります。様々な観点に触れて世界的な視野を絶えず広げながら、自分の文化や伝統を仲間たちを共有できます。 プロが提案するパーソナライズされた進路 生徒ひとりひとり違った個性を持っています。それぞれの才能と強みをもとに、パーソナライズされた進路を提案しています。その一つに、大学進学カウンセリングがあります。 EF Academyの各校舎では、常駐の進路カウンセラーが生徒の学業に関する相談にのります。学年に関わらず、入学したタイミングから生徒はカウンセリングを受けられます。AP、IB、A-levelといった国際カリキュラムを修了した生徒は世界中の大学への入学が可能となる分、多くの選択肢から絞る必要があります。進路カウンセラーは、学業成績の他にも、学校生活を通して行なった課外活動をもとに、生徒が一番輝ける進路へと導く手助けをします。 パサデナ校の大学進学カウンセラーが来日した際、アメリカ大学受験の最新トレンドについて対談をしました。イギリスの大学受験との比較もたくさんお話ししているので、海外大学進学をお考えの方はすごく参考になると思います。是非、こちらの動画をご覧ください! https://www.youtube.com/embed/_yh8dzKakqo?feature=oembed【対談】最新のアメリカ大学出願トレンド / イギリスとの比較 / 課外活動はどれくらい必要?/ 志望校の選び方 | ゲスト: EF Academyパサデナ校 大学進学カウンセラー【海外大学進学】 3つのキャンパスから選べる ニューヨーク(アメリカ)、パサデナ(アメリカ)、オックスフォード(イギリス)の3ヶ所にキャンパスがあります。同じEF Academyという名前で展開していますが、各校舎全く異なる特徴を持っています。カウンセリング時には履修したいカリキュラムや学校の雰囲気から、生徒様に一番合う校舎をご提案いたします。 また、1つの国籍に偏りがないように生徒数を調整しているので、インターナショナルな環境で生活したい学生に最適です。  EF Academy: カリキュラムと学年 カリキュラムと学年について 各キャンパスの受け入れ学年と学べるカリキュラムは以下のとおりです。 EF Academyのカリキュラム – US High School Diploma, AP, IB, A-level 年齢日本の学年学年14 – 15中学3年生9年生 (Grade9)15 – 16高校1年生10年生 (Grade10)16 – 17高校2年生11年生 (Grade11)17 – 18高校3年生12年生 (Grade12) スクロールできますEF Academyの学年 パサデナ校 US High School Diploma (アメリカ高校卒業資格) AP (アドバンストプレイスメント) ニューヨーク校 US High School Diploma (アメリカ高校卒業資格) IBDP (国際バカロレアディプロマ) AP (アドバンストプレイスメント) 準備プログラム(留学生向け) オックスフォード校 A-level (Aレベル) IBDP (国際バカロレアディプロマ) EF Academy: 各キャンパスの特徴 New York (ニューヨーク校) EF Academy ニューヨーク校 対象年齢 中学3年生 – 高校3年生 / Gade 9-12 (13-18歳) ニューヨークシティから1時間ほどのソーンウッドという静かな郊外の街に位置しています。森と湖に囲まれ、野生動物がたくさんいる環境の中に、学業と住居のための最高級の設備が整えられています。 EF Academyの中で1番多い60カ国以上の国籍からなるグローバルな高校です。 準備プログラム EF Academy準備コース年間スケジュール EF Academyの3校舎の中で唯一、留学生向けの準備コースが用意されています。アメリカをはじめ欧米の学校は9月始まりなので、年度が違う国から来た生徒が本科へスムーズに入学できるように作られました。秋季、冬季、春季、夏季と年4回の受け入れ時期があり、日本からの留学生は3月下旬スタートの春季コースから入学する場合がほとんどです。 Grade 9、Grade10に入学予定の生徒が対象で、英検2級程度あれば準備コースへの受け入れが可能です。本プログラム終了後にそのままニューヨーク校へ進学または他校へ進学することも可能で、正規留学開始前に海外の高校で必要な英語スキルを身につけるのに最適です。 EF Academy準備コース タイムテーブル この準備コースの特徴として、語学学校で教える英語とは違い「アカデミック英語」の習得ができるという点が挙げられます。日常生活で使う英語と、学問で使う英語は違います。現地高校進学のための準備コースとして設計されているので、本科入学後にも勉強する音楽、サイエンス(理科)、英文学、歴史、数学の科目も取り入れられています。 Pasadena (パサデナ校) EF Academy パサデナ校 対象年齢 中学3年生 – 高校3年生 / Gade 9-12 (13-18歳) 南カリフォルニアに位置する一番新しいキャンパスです。パサデナはヤシの木が立ち並ぶ平和な住宅街でありながら、ロサンゼルスのさまざまな観光名所へ車で30分とアクセスも良いです。 30-40カ国から生徒が来ており、ニューヨーク校に次いで多国籍なキャンパスです。 最新の施設 21世紀の学習に適した環境を整えるため下記の施設があります: 最先端のサイエンスラボ デザインラボ クリエイティブスタジオ(アート、ダンス、音楽) フィットネスセンター プール サッカーコート バスケットボールコート ビーチバレーコート 等 独自のプログラム また、パサデナ校では本校独自のイノベーション&インパクトプログラムを提供しています。この取り組みでは多文化のチームの中で共同作業を行い、国連の持続可能な開発目標(SDGs)に則した解決策を考案します。 最近ではあるチームがリチウムイオン電池の持続可能性をテーマに掲げて化学実験を行い、3Dプリントを用いたモデルを作成しました。 アメリカ系のプログラムの場合、トレンドによって新たな科目が追加されることもあり、プログラミングのような最先端の科目を勉強することができます。 Oxford (オックスフォード校) EF Academy オックスフォード校 対象年齢 高校2年生 – 高校3年生 / Gade 11-12 (16-18歳) 英国屈指の学園都市オックスフォード、プレンズレーンに位置する緑豊かなキャンパスです。EF Academyの中では最も伝統的なボーディングスクールらしい建物になっています。 大学の施設が利用可能 隣接するOxford Brookes University (オックスフォードブルックス大学)の図書館やスポーツ施設を利用できるほか、University of Oxford (オックスフォード大学)での講義に参加できる機会も定期的にあります。 キャンパスツアー Maki 2023年に訪問した時の様子を動画にまとめています。キャンパスの周りは緑豊かでとても静かな環境です。EF語学学校が併設されており、同じカフェテリアで食事をします。 他にも道路を挟んですぐ反対側にはOxford Brookes University (オックスフォードブルックス大学)があり、EF Academyの生徒は大学のスポーツ施設と図書館が使えます。 https://www.youtube.com/embed/WDaC7kMHrYs?feature=oembedEF ACADEMY Oxford校キャンパスツアー EF Academy: 年間の費用 2025-2026年度の費用は下記のとおりです。 パサデナ校 $71,700 – 学費 $4,900 – アクティビティなど   ニューヨーク校 $71,700 – 学費 $4,900 – アクティビティなど 準備コース: 秋季(38週間) – $58,400 冬季(30週間) – $45,500 春季(19週間) – $28,000 夏季(9週間) – $14,000   オックスフォード校 £49,500 – 学費 £3,495 – アクティビティなど   費用に含まれるものなど詳細についてはお問い合わせいただくか、公式ウェブサイトをご確認ください。 ※EF Academyはサポート料無料。直接申込みではなく弊社からご紹介のお客様のみ割引特典がございます。   留学サポートについて  

僕がイギリスの大学を選んだ理由。留学先の決め方は?

僕は2021年にイギリスのKing’s College London(キングスカレッジロンドン)に進学し、2024年の8月に卒業することができました。生まれてからずっと日本で育ってきた僕は、高校で国際バカロレアコースを履修し始めたあたりで海外の大学に進学することを意識し始めました。今回の連載では、自分がキングスカレッジに進学することに決めた経緯とそこでの経験とを照らし合わせて、イギリス留学のメリットと留学先の決め方を紹介していきたいと思います。 イギリス留学のメリット イギリスに留学するメリットは、世界トップクラスの大学で質の高い教育はもちろん、それ以外にも幅広い経験を積むことができるところにあります。ここではそんなイギリスの大学の特徴を紹介していきます。 質の高い教育・設備 イギリスの高等教育機関の教育と研究は世界の中でも、高い水準を保っていることで知られています。様々な学部や学科があり、特に芸術系(アートやデザインなど)の学部などで日本にはないような幅広い専門分野を勉強することができます。僕は元々リベラルアーツ学科(Liberal Arts - 人文学・芸術などの知識を断面的に学ぶ学問)に興味があり、King’s College Londonのリベラルアーツでは自分が特に興味がある音楽や映画の授業を履修できるというのが大きかったです。インターンシップができる履修科目(イギリスではモジュール - Moduleという)があり将来のキャリアにつながるようなプログラムが組み込まれている学科もあります。 イギリスの大学のキャンパスは設備が豊富で、図書館や研究室の他にも劇場や映画館がある大学もあります。高校2年生の冬に大学を見学しに行った時に、僕は大学の大きな図書館に強い印象を持った覚えがあります。King’s College Londonの他にも見学しに行ったUniversity of Leeds(リーズ大学)やThe University of Sheffield(シェフィールド大学)などはロンドンから離れた町にある分、静かな環境に大きなキャンパスがあり、勉強に集中できそうだなという印象を持ちました。 大学によっては卒業後もキャリアをサポートしてくれるところがあります。キングスカレッジには履歴書の添削や面接の練習を行なってくれるキャリアセンターがあり、僕も卒業前後にそれらをうまく活用しました。これらの充実した教育や設備があって、教育力や研究力などで世界中の大学の水準を評価するTimes Higher Education(THE)ランキング(2024年時点)ではトップ10にイギリスから3校、トップ100には11校が選出されています。 課外活動・イギリスでの生活 留学先を決める時は、授業外で何ができるかも考慮するべきポイントです。イギリスの大学にはSociety(日本でいうサークルのようなもの)があり、スポーツ系や芸術系など様々なジャンルのものが存在します。King’s College Londonには300種類近くのソサエティがありました。僕は小さい頃からバイオリンを弾いていて、大学に大きなオーケストラのソサエティがあると知った時、楽しそうだなと覚えがあります。ソサエティによっては気軽に参加できるものもある一方、賞や大会などの目標に向けて本格的に活動しているものもあります。 その他にも、イギリス、特にロンドンには博物館や美術館などがたくさんあり娯楽の選択肢がたくさんあることも魅力的です。特に僕は小さい頃からイギリスの音楽やサッカーが好きで、なかなか来日しないミュージシャンのコンサートに行ったり好きなサッカーチームの試合を現地のスタジアムで観戦できるのは憧れでした。イギリスは他のヨーロッパ諸国にすぐ旅行できる場所にあり、大学の休暇を利用して様々な文化を体験しに行くこともできます。 多様性 イギリスは移民の受け入れに積極的で多様な文化が共存しています。大学にも様々な国から学生や教員がやってきており、様々な文化を知ったり、物事を多角的な視点で考える力などを養うのに最適な場所です。国や地域ごとのSociety(King’s College LondonのJapan Societyには日本人の他にもアジア系の人だったり日本の文化に興味があるイギリス現地の人が集まる人気のソサエティです。日本語教室を開催したり、お正月の書き初めなどのイベントをしたりします。)もあり、様々なバックグラウンドを持つ人と交流できる機会があります。特にロンドンのような大都市では街を歩いているだけでも、様々な人にすれ違い様々な言語が聞こえてきます。ここで勉強できるのは自分の視野を広げるのにピッタリだなと思ったのも、イギリスに進学することを決めたきっかけでした。 留学資金 留学先で人気があるのはアメリカ、イギリス、カナダというイメージがありますが、イギリスは留学資金(学費・生活費)含めて残りの2カ国より割安というデータがあります。アメリカの大学が学士課程に4年間かかる中で、イギリスのほとんどの大学は学士課程が3年間で、2年制の学位を提供しているコースもあり留学費用の節約にもつながります。もちろん留学生向けに様々な奨学金制度があるのでそれらを調べることも大切です。 志望校を決める時のポイント 僕が志望校を選択したのは高校1年の終わりのことでした。大学進学に向けて目標(大学ごとに定められたIB、A-Levelの入学基準スコアなど)を設定したりPersonal Statement(パーソナルステイトメント)などの出願準備をするためにも、志望校は早めに絞った方がいいと思います。UCAS(イギリスの大学出願機関)を使って出願する際、第5希望まで決めることができます。ここでは志望校を選択する時にするべきこと、考えるべきポイントを書きたいと思います。 大学について調べる 大学の教育・設備やそこでどのようなキャンパスライフが送れるかは場所によって全く違うので、各大学のリサーチは慎重にする必要があります。僕の場合、まずは先ほど紹介した大学ランキングを見て、どの大学に自分の勉強したい学科があるのか調べるところから始めました。Times Higher EducationやQS World University Rankingsなどの大学ランキングは総合ランキングだけではなく、専攻別などのランキングも発表されているので調べる上でとても参考になります。自分の気になる大学・学科を絞り出した後はその大学のウェブサイトを見てみました。イギリスでは大学の総合案内書をprospectus(プロスペクタス)と言い、ウェブサイトで紙のバージョンを申請できる大学もあります。大学のprospectusやウェブサイトには卒業生の就職率や留学生の割合などが書かれているので、大学でどのような生活を送れるかの大体の指標にもなります。 日本ではSI-UK(Study International UK Limited)やbeoと言ったコンサルタント会社などが主催となって留学フェアや進学セミナーが毎年行われています。実際に現地の大学の教員の方と交流できたり資料をゲットできる機会なので、効率的に活用しました。一つの大学が日本に来て(もしくはオンラインで)説明会を行うこともあります。 日本の大学と同じようにイギリスの大学もオープンキャンパス(Open Day)を開催しています。実際に大学内を見学するのは、学校への理解が深まるので志望校を絞るのにとても効果的でした。大学によって開催される時期は違うので、もしオープンキャンパスに行けない場合はオンラインでバーチャルツアーができる大学もあります。その他にもソーシャルメディア(Instagramなどの大学の公式アカウント、学部やソサエティのアカウントなど)を活用して、現地の学生や卒業生の声を聞いたりするのも1つの手段です。 大学環境が自分に合っているか考える 志望校を選ぶ場合、大学の教育内容や設備などに目が行きがちですが、その大学が自分の性格や目標に合っているのかも考えるべきポイントです。例えばイギリスに留学する際は、ロンドンの大学で勉強するか、それ以外の都市に行くかの二択に分かれますが、結果的に自分に合ってない環境で3年間勉強することになるのは辛いので、自分が納得できる選択をするべきです。世界の中心地の一つであるロンドンでの生活は都市のスピード感が速く、多文化的な環境であることも含めて刺激的な経験をすることができます。その一方で、地方都市ではOxford(オックスフォード)やCambridge(ケンブリッジ)などその地域特有のコミュニティがあります。ロンドンに比べて物価が比較的安いことも含めて、リラックスした環境で勉強できる利点があると思います。最終的に僕はロンドンの大学を3校、ロンドン以外の大学を2校選択して出願しました。どちらを選ぶかは、あなたが何を大学生活に求めているか、自分に合った生活スタイル、予算などで変わってくると思います。ここはランキングなどに流されず、自分がどうしたいかを大切にしましょう。 イギリス留学には多くの魅力があり、まず自分に合った大学を選ぶことがそこで充実した経験をすることへの第一歩です。今回紹介したポイントを参考にしながら、ぜひ理想の留学先を見つけてください。

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僕がイギリスの大学を選んだ理由。留学先の決め方は?

僕は2021年にイギリスのKing’s College London(キングスカレッジロンドン)に進学し、2024年の8月に卒業することができました。生まれてからずっと日本で育ってきた僕は、高校で国際バカロレアコースを履修し始めたあたりで海外の大学に進学することを意識し始めました。今回の連載では、自分がキングスカレッジに進学することに決めた経緯とそこでの経験とを照らし合わせて、イギリス留学のメリットと留学先の決め方を紹介していきたいと思います。 イギリス留学のメリット イギリスに留学するメリットは、世界トップクラスの大学で質の高い教育はもちろん、それ以外にも幅広い経験を積むことができるところにあります。ここではそんなイギリスの大学の特徴を紹介していきます。 質の高い教育・設備 イギリスの高等教育機関の教育と研究は世界の中でも、高い水準を保っていることで知られています。様々な学部や学科があり、特に芸術系(アートやデザインなど)の学部などで日本にはないような幅広い専門分野を勉強することができます。僕は元々リベラルアーツ学科(Liberal Arts - 人文学・芸術などの知識を断面的に学ぶ学問)に興味があり、King’s College Londonのリベラルアーツでは自分が特に興味がある音楽や映画の授業を履修できるというのが大きかったです。インターンシップができる履修科目(イギリスではモジュール - Moduleという)があり将来のキャリアにつながるようなプログラムが組み込まれている学科もあります。 イギリスの大学のキャンパスは設備が豊富で、図書館や研究室の他にも劇場や映画館がある大学もあります。高校2年生の冬に大学を見学しに行った時に、僕は大学の大きな図書館に強い印象を持った覚えがあります。King’s College Londonの他にも見学しに行ったUniversity of Leeds(リーズ大学)やThe University of Sheffield(シェフィールド大学)などはロンドンから離れた町にある分、静かな環境に大きなキャンパスがあり、勉強に集中できそうだなという印象を持ちました。 大学によっては卒業後もキャリアをサポートしてくれるところがあります。キングスカレッジには履歴書の添削や面接の練習を行なってくれるキャリアセンターがあり、僕も卒業前後にそれらをうまく活用しました。これらの充実した教育や設備があって、教育力や研究力などで世界中の大学の水準を評価するTimes Higher Education(THE)ランキング(2024年時点)ではトップ10にイギリスから3校、トップ100には11校が選出されています。 課外活動・イギリスでの生活 留学先を決める時は、授業外で何ができるかも考慮するべきポイントです。イギリスの大学にはSociety(日本でいうサークルのようなもの)があり、スポーツ系や芸術系など様々なジャンルのものが存在します。King’s College Londonには300種類近くのソサエティがありました。僕は小さい頃からバイオリンを弾いていて、大学に大きなオーケストラのソサエティがあると知った時、楽しそうだなと覚えがあります。ソサエティによっては気軽に参加できるものもある一方、賞や大会などの目標に向けて本格的に活動しているものもあります。 その他にも、イギリス、特にロンドンには博物館や美術館などがたくさんあり娯楽の選択肢がたくさんあることも魅力的です。特に僕は小さい頃からイギリスの音楽やサッカーが好きで、なかなか来日しないミュージシャンのコンサートに行ったり好きなサッカーチームの試合を現地のスタジアムで観戦できるのは憧れでした。イギリスは他のヨーロッパ諸国にすぐ旅行できる場所にあり、大学の休暇を利用して様々な文化を体験しに行くこともできます。 多様性 イギリスは移民の受け入れに積極的で多様な文化が共存しています。大学にも様々な国から学生や教員がやってきており、様々な文化を知ったり、物事を多角的な視点で考える力などを養うのに最適な場所です。国や地域ごとのSociety(King’s College LondonのJapan Societyには日本人の他にもアジア系の人だったり日本の文化に興味があるイギリス現地の人が集まる人気のソサエティです。日本語教室を開催したり、お正月の書き初めなどのイベントをしたりします。)もあり、様々なバックグラウンドを持つ人と交流できる機会があります。特にロンドンのような大都市では街を歩いているだけでも、様々な人にすれ違い様々な言語が聞こえてきます。ここで勉強できるのは自分の視野を広げるのにピッタリだなと思ったのも、イギリスに進学することを決めたきっかけでした。 留学資金 留学先で人気があるのはアメリカ、イギリス、カナダというイメージがありますが、イギリスは留学資金(学費・生活費)含めて残りの2カ国より割安というデータがあります。アメリカの大学が学士課程に4年間かかる中で、イギリスのほとんどの大学は学士課程が3年間で、2年制の学位を提供しているコースもあり留学費用の節約にもつながります。もちろん留学生向けに様々な奨学金制度があるのでそれらを調べることも大切です。 志望校を決める時のポイント 僕が志望校を選択したのは高校1年の終わりのことでした。大学進学に向けて目標(大学ごとに定められたIB、A-Levelの入学基準スコアなど)を設定したりPersonal Statement(パーソナルステイトメント)などの出願準備をするためにも、志望校は早めに絞った方がいいと思います。UCAS(イギリスの大学出願機関)を使って出願する際、第5希望まで決めることができます。ここでは志望校を選択する時にするべきこと、考えるべきポイントを書きたいと思います。 大学について調べる 大学の教育・設備やそこでどのようなキャンパスライフが送れるかは場所によって全く違うので、各大学のリサーチは慎重にする必要があります。僕の場合、まずは先ほど紹介した大学ランキングを見て、どの大学に自分の勉強したい学科があるのか調べるところから始めました。Times Higher EducationやQS World University Rankingsなどの大学ランキングは総合ランキングだけではなく、専攻別などのランキングも発表されているので調べる上でとても参考になります。自分の気になる大学・学科を絞り出した後はその大学のウェブサイトを見てみました。イギリスでは大学の総合案内書をprospectus(プロスペクタス)と言い、ウェブサイトで紙のバージョンを申請できる大学もあります。大学のprospectusやウェブサイトには卒業生の就職率や留学生の割合などが書かれているので、大学でどのような生活を送れるかの大体の指標にもなります。 日本ではSI-UK(Study International UK Limited)やbeoと言ったコンサルタント会社などが主催となって留学フェアや進学セミナーが毎年行われています。実際に現地の大学の教員の方と交流できたり資料をゲットできる機会なので、効率的に活用しました。一つの大学が日本に来て(もしくはオンラインで)説明会を行うこともあります。 日本の大学と同じようにイギリスの大学もオープンキャンパス(Open Day)を開催しています。実際に大学内を見学するのは、学校への理解が深まるので志望校を絞るのにとても効果的でした。大学によって開催される時期は違うので、もしオープンキャンパスに行けない場合はオンラインでバーチャルツアーができる大学もあります。その他にもソーシャルメディア(Instagramなどの大学の公式アカウント、学部やソサエティのアカウントなど)を活用して、現地の学生や卒業生の声を聞いたりするのも1つの手段です。 大学環境が自分に合っているか考える 志望校を選ぶ場合、大学の教育内容や設備などに目が行きがちですが、その大学が自分の性格や目標に合っているのかも考えるべきポイントです。例えばイギリスに留学する際は、ロンドンの大学で勉強するか、それ以外の都市に行くかの二択に分かれますが、結果的に自分に合ってない環境で3年間勉強することになるのは辛いので、自分が納得できる選択をするべきです。世界の中心地の一つであるロンドンでの生活は都市のスピード感が速く、多文化的な環境であることも含めて刺激的な経験をすることができます。その一方で、地方都市ではOxford(オックスフォード)やCambridge(ケンブリッジ)などその地域特有のコミュニティがあります。ロンドンに比べて物価が比較的安いことも含めて、リラックスした環境で勉強できる利点があると思います。最終的に僕はロンドンの大学を3校、ロンドン以外の大学を2校選択して出願しました。どちらを選ぶかは、あなたが何を大学生活に求めているか、自分に合った生活スタイル、予算などで変わってくると思います。ここはランキングなどに流されず、自分がどうしたいかを大切にしましょう。 イギリス留学には多くの魅力があり、まず自分に合った大学を選ぶことがそこで充実した経験をすることへの第一歩です。今回紹介したポイントを参考にしながら、ぜひ理想の留学先を見つけてください。

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【学校紹介】EF Academy – アメリカとイギリスのボーディングスクール

EF Academyの魅力とは EF Academyは世界最大規模の語学学校を運営するEF (エデュケーション・ファースト)によって設立されたインターナショナルボーディングスクールで、アメリカに2つ、イギリスに1つ、計3つのキャンパスを構えています。 「Where Tradition Meets Innovation」というコンセプトのもと、伝統的な高校教育に近代的な要素を取り入れているその教育プログラムは唯一無二です。ボーディングスクールと聞くと少し固い印象がありますが、そこを上手く国際化し、コンテンポラリーで自由な校風にしたのがEF Academyの特徴だと思います。 校舎により対象年齢は異なりますが、アメリカまたはイギリスへ高校留学をされる方が対象となります。詳しくは本ページを読み進めてください。 コンサルタントからのコメント Maki 私がオックスフォード校に実際に訪問しています! YouTubeでオックスフォード校のキャンパスツアー、パサデナ校の大学進学カウンセラーとの対談動画を公開しているので是非ご覧ください! インターナショナルな環境 EF Academyには30-60もの国から生徒が集まり、キャンパスはまるで小さな国連のようです。 ボーディングスクールの中でこれほど国際色豊かな学校は多くなく、授業も活動もイベントも、全てが国際性を育む学習の場になります。様々な観点に触れて世界的な視野を絶えず広げながら、自分の文化や伝統を仲間たちを共有できます。 プロが提案するパーソナライズされた進路 生徒ひとりひとり違った個性を持っています。それぞれの才能と強みをもとに、パーソナライズされた進路を提案しています。その一つに、大学進学カウンセリングがあります。 EF Academyの各校舎では、常駐の進路カウンセラーが生徒の学業に関する相談にのります。学年に関わらず、入学したタイミングから生徒はカウンセリングを受けられます。AP、IB、A-levelといった国際カリキュラムを修了した生徒は世界中の大学への入学が可能となる分、多くの選択肢から絞る必要があります。進路カウンセラーは、学業成績の他にも、学校生活を通して行なった課外活動をもとに、生徒が一番輝ける進路へと導く手助けをします。 パサデナ校の大学進学カウンセラーが来日した際、アメリカ大学受験の最新トレンドについて対談をしました。イギリスの大学受験との比較もたくさんお話ししているので、海外大学進学をお考えの方はすごく参考になると思います。是非、こちらの動画をご覧ください! https://www.youtube.com/embed/_yh8dzKakqo?feature=oembed【対談】最新のアメリカ大学出願トレンド / イギリスとの比較 / 課外活動はどれくらい必要?/ 志望校の選び方 | ゲスト: EF Academyパサデナ校 大学進学カウンセラー【海外大学進学】 3つのキャンパスから選べる ニューヨーク(アメリカ)、パサデナ(アメリカ)、オックスフォード(イギリス)の3ヶ所にキャンパスがあります。同じEF Academyという名前で展開していますが、各校舎全く異なる特徴を持っています。カウンセリング時には履修したいカリキュラムや学校の雰囲気から、生徒様に一番合う校舎をご提案いたします。 また、1つの国籍に偏りがないように生徒数を調整しているので、インターナショナルな環境で生活したい学生に最適です。  EF Academy: カリキュラムと学年 カリキュラムと学年について 各キャンパスの受け入れ学年と学べるカリキュラムは以下のとおりです。 EF Academyのカリキュラム – US High School Diploma, AP, IB, A-level 年齢日本の学年学年14 – 15中学3年生9年生 (Grade9)15 – 16高校1年生10年生 (Grade10)16 – 17高校2年生11年生 (Grade11)17 – 18高校3年生12年生 (Grade12) スクロールできますEF Academyの学年 パサデナ校 US High School Diploma (アメリカ高校卒業資格) AP (アドバンストプレイスメント) ニューヨーク校 US High School Diploma (アメリカ高校卒業資格) IBDP (国際バカロレアディプロマ) AP (アドバンストプレイスメント) 準備プログラム(留学生向け) オックスフォード校 A-level (Aレベル) IBDP (国際バカロレアディプロマ) EF Academy: 各キャンパスの特徴 New York (ニューヨーク校) EF Academy ニューヨーク校 対象年齢 中学3年生 – 高校3年生 / Gade 9-12 (13-18歳) ニューヨークシティから1時間ほどのソーンウッドという静かな郊外の街に位置しています。森と湖に囲まれ、野生動物がたくさんいる環境の中に、学業と住居のための最高級の設備が整えられています。 EF Academyの中で1番多い60カ国以上の国籍からなるグローバルな高校です。 準備プログラム EF Academy準備コース年間スケジュール EF Academyの3校舎の中で唯一、留学生向けの準備コースが用意されています。アメリカをはじめ欧米の学校は9月始まりなので、年度が違う国から来た生徒が本科へスムーズに入学できるように作られました。秋季、冬季、春季、夏季と年4回の受け入れ時期があり、日本からの留学生は3月下旬スタートの春季コースから入学する場合がほとんどです。 Grade 9、Grade10に入学予定の生徒が対象で、英検2級程度あれば準備コースへの受け入れが可能です。本プログラム終了後にそのままニューヨーク校へ進学または他校へ進学することも可能で、正規留学開始前に海外の高校で必要な英語スキルを身につけるのに最適です。 EF Academy準備コース タイムテーブル この準備コースの特徴として、語学学校で教える英語とは違い「アカデミック英語」の習得ができるという点が挙げられます。日常生活で使う英語と、学問で使う英語は違います。現地高校進学のための準備コースとして設計されているので、本科入学後にも勉強する音楽、サイエンス(理科)、英文学、歴史、数学の科目も取り入れられています。 Pasadena (パサデナ校) EF Academy パサデナ校 対象年齢 中学3年生 – 高校3年生 / Gade 9-12 (13-18歳) 南カリフォルニアに位置する一番新しいキャンパスです。パサデナはヤシの木が立ち並ぶ平和な住宅街でありながら、ロサンゼルスのさまざまな観光名所へ車で30分とアクセスも良いです。 30-40カ国から生徒が来ており、ニューヨーク校に次いで多国籍なキャンパスです。 最新の施設 21世紀の学習に適した環境を整えるため下記の施設があります: 最先端のサイエンスラボ デザインラボ クリエイティブスタジオ(アート、ダンス、音楽) フィットネスセンター プール サッカーコート バスケットボールコート ビーチバレーコート 等 独自のプログラム また、パサデナ校では本校独自のイノベーション&インパクトプログラムを提供しています。この取り組みでは多文化のチームの中で共同作業を行い、国連の持続可能な開発目標(SDGs)に則した解決策を考案します。 最近ではあるチームがリチウムイオン電池の持続可能性をテーマに掲げて化学実験を行い、3Dプリントを用いたモデルを作成しました。 アメリカ系のプログラムの場合、トレンドによって新たな科目が追加されることもあり、プログラミングのような最先端の科目を勉強することができます。 Oxford (オックスフォード校) EF Academy オックスフォード校 対象年齢 高校2年生 – 高校3年生 / Gade 11-12 (16-18歳) 英国屈指の学園都市オックスフォード、プレンズレーンに位置する緑豊かなキャンパスです。EF Academyの中では最も伝統的なボーディングスクールらしい建物になっています。 大学の施設が利用可能 隣接するOxford Brookes University (オックスフォードブルックス大学)の図書館やスポーツ施設を利用できるほか、University of Oxford (オックスフォード大学)での講義に参加できる機会も定期的にあります。 キャンパスツアー Maki 2023年に訪問した時の様子を動画にまとめています。キャンパスの周りは緑豊かでとても静かな環境です。EF語学学校が併設されており、同じカフェテリアで食事をします。 他にも道路を挟んですぐ反対側にはOxford Brookes University (オックスフォードブルックス大学)があり、EF Academyの生徒は大学のスポーツ施設と図書館が使えます。 https://www.youtube.com/embed/WDaC7kMHrYs?feature=oembedEF ACADEMY Oxford校キャンパスツアー EF Academy: 年間の費用 2025-2026年度の費用は下記のとおりです。 パサデナ校 $71,700 – 学費 $4,900 – アクティビティなど   ニューヨーク校 $71,700 – 学費 $4,900 – アクティビティなど 準備コース: 秋季(38週間) – $58,400 冬季(30週間) – $45,500 春季(19週間) – $28,000 夏季(9週間) – $14,000   オックスフォード校 £49,500 – 学費 £3,495 – アクティビティなど   費用に含まれるものなど詳細についてはお問い合わせいただくか、公式ウェブサイトをご確認ください。 ※EF Academyはサポート料無料。直接申込みではなく弊社からご紹介のお客様のみ割引特典がございます。   留学サポートについて  

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